あさぎり牛乳


あさぎり牛乳

静岡県富士宮市の北部、富士山の西麓に広がる朝霧高原。朝に霧が発生しやすいことからこのように呼ばれるようになったようです。雄大な富士山を間近に臨み、さわやかな空気と良質の水に恵まれた古くから酪農の盛んな草原地帯。そんな自然の豊かな朝霧高原で育った乳牛の生乳100%を使用したあさぎり牛乳は、近隣の契約農家さんから毎日届けられる良質で自然なままの味を求めた成分無調整牛乳です。なにも加えず、なにも引かない。朝霧高原の豊かな自然が育んだ牛乳の味をそのままお届けしたいという、あさぎり牛乳の愛情が込められています。味わいにコク、しかし飲み口はさわやかなあさぎり牛乳は、おいしいCanaを作るための必需品です。


大切なのは土を作ること

朝霧高原の豊かな自然が育んだあさぎり牛乳。この味わいの秘密は土作りにありました。「おいしい生乳を摂るためには、牛が食べる牧草がおいしくないといけない。そのためには牧草も健康でなくちゃ。」健康な牧草作りのために契約農家さんが取り組んでいるのは「いい土を作る」こと。あさぎり牛乳の契約農家さんたちの考えるいい土作りとは何なのか。ここでもやっぱり「なにも加えず、なにも引かない」という考え方に出会いました。「牛が食べた牧草が糞となり、その糞を集めて土にします。糞の中の微生物が80℃近い熱をもって発酵させ、数ヶ月かけて養分をたっぷり含んだ土に戻してくれます。」自然のサイクル、自然の摂理。言葉にするのは簡単ですが、有機的な手法にその苦労とありがたみを感じながら元気にお話ししてくださいました。目指すのは「飲んだら涙の出る牛乳」。栄養のたっぷりつまった、飲んだらほっとする味を目指して土を作るとこからはじめています。

地元力を生かして朝霧のおいしさを届けたい

「放牧主体のやり方で牛のペースに合わせています」という契約農家さん。おいしい牛乳を出してもらうためにもっとも大切なことは、牛たちにストレスが無いように飼育することだと教わりました。「彼女たちはとってもデリケート。こっちがピリピリしているとそれが伝わってしまう。だから牛たちの前ではいつもにこにこしていられるように心掛けています」。そんな愛情たっぷりの契約農家さんから届く毎日搾りたての生乳を牧場にほど近い工場から新鮮なまま製品化することができるあさぎり牛乳。これは地元の力のなせる技です。また、85℃の温度で15秒間という独自の殺菌法でタンパク質の変性を少くし、朝霧高原の生乳本来の味を生かすことにこだわってきました。地域の生乳の質と味をよく知るあさぎり牛乳ならではの製法です。自然なままにこだわるあさぎり牛乳。夏季には牛が青草を多く食べるために乳脂肪分が低くなり、さらりとしたノド越しに、干草中心になる冬季には脂肪分が高くなりコクのある飲み味を感じることができます。言ってみれば季節の味わいを楽しむことのできる牛乳。Canaのシフォンやプリンにもそうした季節の風味が感じられるかもしれません。

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